南進 2013 12 21

 北朝鮮に関しては、張成沢氏の失脚が大きなニュースとなりました。
この事件の背景としては、可能性としては低いですが、
北朝鮮の南進計画があるかもしれないと、一瞬、思ってしまいました。
 それは、南進するには、今が好機だからです。
北朝鮮から見れば、
韓国の後ろに日本がついていることが最も嫌なパターンです。
このパターンが、韓国の国防にとって、最強のパターンです。
 だからこそ、北朝鮮は、韓国と日本に工作員を送り込み、
韓国と日本が離反するように工作するでしょう。
 ところが、今年に入って、韓国では、
そういう工作をしなくても、
勝手に反日運動で盛り上がっていました。
大統領ですら、そうした運動に加担しているように見えました。
 こうした行為は、実質的に「売国行為」に近く、
北朝鮮に内通しているのではないかと疑われても不思議はありません。
 いずれにせよ、このような韓国の迷走は、
北朝鮮にとっては、チャンスとなります。
 次に、アメリカがオバマ政権であることは、
これも、北朝鮮にとっては、チャンスとなります。
 オバマ政権は、シリア問題に関して、
迷走に次ぐ迷走で、挙句の果てには、
アメリカにとって宿敵であるはずのロシアから、
助け舟を出してもらうような状態でした。
 だから、北朝鮮にとっては、
オバマ政権が続くことが、チャンスになるのです。
 ただし、こうした好機にもかかわらず、
北朝鮮にとっては、懸念がありました。
 それは、張成沢氏が中国に内通していることでした。
下手をすると、アメリカにも情報が漏れる可能性がありました。
南進計画を推進する上で、張成沢氏は、邪魔な存在だったでしょう。
 多くの韓国人は、朝鮮半島の統一に関して、甘い幻想を抱いていますが、
核兵器による統一が完成すれば、
韓国人は、すべて下層階級となります。
つまり、現代版の奴隷階級となるでしょう。

瀋陽帝国 2012 9 16

書名 中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動
著者 長谷川 慶太郎  実業之日本社

 瀋陽軍区の精鋭部隊が、平壌を制圧するのも、
北京を制圧するのも、作戦としては、
8時間以内に完了するでしょう。
 私は、以前、北朝鮮の軍は、
長く続くエネルギー不足によって、
自然消滅したようなものだと書きましたが、
楽観はできないのです。
 瀋陽軍区が、必要に応じて、
北朝鮮に兵器を貸し出すからです。
 たとえば、北朝鮮の軍事パレードの時に、
強力な兵器を北朝鮮に貸し出して体裁を整えることが可能です。
 北朝鮮は、瀋陽軍区の傀儡国家に近いと思います。
その北朝鮮の弾道ミサイルは、北京に照準を合わせているかもしれません。
 そういうわけで、北朝鮮は、現在、経済制裁下にありますが、
このような経済制裁は、あまり意味がないかもしれません。
 このような現状に、北京政府は何も言えません。
中国には、7つの軍区がありますが、
瀋陽軍区が最強です。
というよりも、1強6弱の状態と言った方が正確です。






















































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